Slack 内での営業に Salesforce チャンネルを使う

Salesforce チャンネルは、アカウントや商談などの Salesforce レコードに対応する Slackチャネルの一種です。Salesforce チャンネルを使用すると、チームは顧客に関する会話の一元管理、取引の進捗の促進、Salesforce レコードの更新をすべて Slack で行うことができます。

注 : 所有者と管理者は、Salesforce チャンネルを設定して、メンバーがチャンネルを使用できるようにする必要があります。Slack で Salesforce チャンネルを使用できない場合は、所有者または管理者に連絡してサポートを依頼してください。

Slack での Salesforce チャンネルの使い方を示す GIF
使い方

  • Salesforce チャンネル名は、対応するレコードの名前と一致するため、標準の Slack チャンネルでは許可されていないスペース、大文字、その他の文字を含めることができます。
  • Salesforce チャンネルを作成するか Salesforce チャンネルに参加すると、そのチャンネルはサイドバーの Salesforce チャンネルセクションに追加されますが、必要に応じて別のカスタムセクションに移動することもできます。
  • Salesforce チャンネルでの権限は、対応するレコードでの権限と一致します。Salesforce のレコードにアクセスする権限があれば、対応する Salesforce チャンネルにアクセスできます。また、Salesforce のレコードを編集する権限があれば、Slack でレコードを編集できます。

注 :Salesforce チャンネルに外部の人を招待することはできません。


Salesforce チャンネルのコンポーネント

Salesforce チャンネルの機能はタブに整理されています。ここでは、Salesforce チャンネルに表示されるタブと、それぞれの役割をご紹介します。


  メッセージ
対応するレコードに関連する会話にはメッセージタブを使用して、要な取引についてチームメイトに最新情報を伝えたり、新しい商談について話し合ったりしたりします。通常の Slack チャンネルと同じように、これらの会話にはチャンネルメンバーとのディスカッション、アプリからのメッセージなどが含まれます。

  レコードの詳細
「レコードの詳細」タブでは、Salesforce のデータを使用して、チャンネルがマップされているレコードのスナップショットが表示されます。「レコードの詳細」タブから、レコードとそれに関連するアカウントについての重要な詳細を確認し、Slack 内で直接それを更新できます。レコード詳細タブの名前は、Salesforce チャンネルが関連付けられているレコードの種類と一致します。たとえば、アカウントに関連付けられた Salesforce チャンネルには、「アカウントの詳細」タブが表示されます。

  要約Slack AI アドオンで使用可能)
「要約」タブでは、対応するレコードに関連付けられている Salesforce チャンネルすべての会話の要約が Slack AI によって生成されるため、最新情報をすばやく把握できます。「要約」の横にある  (詳細アイコン)をクリックすると、そのソースを確認し、Slack 内の会話に移動できます。

   関連するレコード
管理者が Salesforce チャンネルを設定するときに「デフォルトリスト」タブのレコードタイプを選択した場合、そのレコードタイプは「関連するレコード」タブに表示されます。レコードタイプを更新する権限がある場合、Slack で行った変更は Salesforce に反映されます。

注 : チャンネルのすべてのメンバーが 「メッセージ」タブに参加できますが、Salesforce のデータへのアクセスは、ユーザーの Salesforce レコードに対する閲覧権限と編集権限にもとづいて決まります。


Salesforce チャンネルを作成する

Slack に表示される任意のレコードから新しい Salesforce チャンネルを作成できます。Enterprise Grid プランでは、組織全体のマルチワークスペースチャンネルを作成する権限を持つユーザーだけが、チャンネルを Salesforce チャンネルに変換することができます。

デスクトップ

モバイル

  1. Slack 内のレコードで、右上隅の「チャンネルを作成する」をクリックします。 
  2. 「新しいチャンネルを作成する」または「既存のチャンネルをリンクする」を選択し、表示されるメッセージに従って完了します。
  1. Slack 内のレコードで、「チャンネルを作成する」をタップします。
  2. 「チャンネルを作成する」または「既存のチャンネルをリンクする」をタップしてから、表示されるメッセージに従って完了します。

注 :レコードの親レコードにすでに Salesforce チャンネルが作成されている場合は、そのチャンネルを使用するよう求められます(必要に応じて新しいチャンネルを作成することもできます)。


Slack でレコードを更新する

Slack と Salesforce を切り替える時間を節約するために、チャンネルから直接レコードを更新できます。Salesforce でレコードを編集する権限がある場合は、Slack でレコードを編集できます。

デスクトップ

モバイル

  1. 更新するレコードの Salesforce チャンネルを開きます。 
  2.   「レコードの詳細」タブを選択します。
  3. 「レコードの詳細」で、編集権限を持つ任意のフィールドを更新します。
  1. 更新するレコードの Salesforce チャンネルを開きます。 
  2. 会話のヘッダーをタップして、「商談の詳細」を選択します。
  3. 「レコードの詳細」の横にある「編集」をタップして、編集権限を持つ任意のフィールドを更新します。

注 :管理者は、Slack レコードレイアウトを設定することで、「レコードの詳細」タブに表示するフィールドを選択できます。


Slack で Salesforce レコードを見つける

特定のレコードを見つける必要がある場合、Slack で検索できます。

  1. Slack の上部にある検索フィールドを開きます。
  2. レコード名を入力し、検索結果のドロップダウンメニューで「Salesforce 内を検索」オプションを選択します。
  3. 検索条件に一致するレコードの一覧が表示されます。レコードを選択して、Slack で表示します。


Salesforce チャンネルへの招待を自動化する

ビジネスプラスプランおよび Enterprise Grid プランでワークフロービルダーを使用すると、Salesforce でイベントがトリガーされた時に関係者を Salesforce チャンネルに自動的に追加できます。例えば、Salesforce チャンネルを作成し、商談の金額が 10% 減少した時に商談担当者と営業マネージャーを追加するワークフローを設定できます。

  1. デスクトップで、 「その他」にマウスポインターを重ね、「自動化」を選択します。
  2. 右上の  「新しいワークフロー」をクリックします。
  3. 「ワークフローを開始する」 「イベントを選択する」をクリックし、「Salesforce イベントで開始する」を選択します。
  4. ワークフロートリガーを設定し、「続行する」をクリックします。
  5.  「ステップを追加する」をクリックし、 「Salesforce チャンネル」を選択します。
  6. 「Salesforce チャンネルを作成する」または「レコード ID から Salesforce チャンネルを見つける」を選択し、ステップを設定します。
  7. 「提案されるステップ」 「チャンネルにメンバーを追加する」を選択し、ステップを設定します。
  8. ワークフローが完成したら、「完了する」を選択します。
誰がこの機能を利用できますか?