Enterprise Grid で開発者用サンドボックスを管理する
Slack 開発者プログラムのメンバーは、サンドボックスをプロビジョニングしてテスト目的に使用できます。OrG オーナーと OrG 管理者は、Enterprise Grid OrG の開発者がサンドボックスを作成できるか、サンドボックスのプロビジョニングで承認を必要とするか、サンドボックスを管理できるかどうかを決定できます。
注 :すべての有料プランの開発者がサンドボックスをプロビジョニングできますが、アクセスを管理できるのは Enterprise Grid の管理者のみです。
サンドボックスを許可する
開発者がサンドボックスを作成できるようにする、またはサンドボックスのプロビジョニング要求で管理者の承認を必須とするには、次の手順に従います。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「設定」を選びます。
- 「開発者用サンドボックスを許可する」の横にある「編集」をクリックします。
- 「開発者用サンドボックスを有効にする」または「サンドボックスのプロビジョニングの承認をリクエストする」の横のボックスをオンまたはオフにします。
- 「保存する」をクリックします。
リクエストの確認と自動化
デフォルトでは、OrG オーナーと OrG 管理者は、開発者が新しいサンドボックスをリクエストした時、およびサンドボックスがプロビジョニングされた時に、Slackbot から通知を受け取ります(ただし、必要に応じてこれらの通知設定を変更できます)。承認するには、通知の「リクエストを管理する」をクリックするか、OrG ダッシュボードに直接移動します。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「リクエスト」を選びます。
- サンドボックスをリクエストした開発者の名前の横の (3 つのドットアイコン)をクリックします。
- 「承認」または「拒否」をクリックしてから、「承認」または「拒否」をクリックして確定します。
開発者には Slackbot から通知が送信され、リクエストが承認されたか却下されたが伝えられます。リクエストが承認された場合、開発者は通知の「サンドボックスをプロビジョニングする」をクリックして作業を開始できます。
リクエストを自動的に承認または却下する
サンドボックスのプロビジョニングのリクエストに管理者の承認が必要な場合、リクエストを自動的に承認または却下するように設定することができます。自動的に承認または却下されたリクエストはすべて、必要に応じて手動で確認できます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「設定」を選びます。
- 「サンドボックスリクエストの解決」の横の「編集」をクリックします。
- 「新規サンドボックスリクエストに自動化ルールを適用する」の横のボックスにチェックを入れ、リクエストを自動的に承認するか却下するかを選択します。
- 「保存する」をクリックします。
開発者用サンドボックスの設定を管理する
通知設定を管理する
サンドボックスのリクエストまたは新しくプロビジョニングされたサンドボックスに関する通知を有効または無効にしたり、リクエストを特定のチャンネルの送信したりすることができます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「設定」を選びます。
- 「サンドボックスのリクエストの通知」または「サンドボックスのプロビジョニングの通知」の横の「編集」をクリックします。
- 通知をオフにするには、「Slack 開発者サンドボックスのリクエストの通知を有効化する」または「Slack 開発者サンドボックスのプロビジョニングの通知を有効化する」の横のボックスのチェックマークを外します。リクエストを特定のチャンネルに送るには、「通知の送信先」の下の「チャンネル」を選び、チャンネルを選択します。
- 「保存」をクリックします。
セキュリティ設定を管理する
デフォルトでは、開発者はオーガナイゼーションが所有するサンドボックスに誰でも招待でき、Slack コネクトの会話を使ってサンドボックスを設定できます。OrG オーナーと OrG 管理者は、これを次の方法で制限できます。
- 開発者用サンドボックスに招待できる相手を、特定のメールドメインを持つメンバーに制限する。
- 開発者用サンドボックス間の Slack コネクトの利用のみを許可する。
- 開発者用サンドボックスと Enterprise Grid OrG 間の Slack コネクトの利用のみを許可する。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「設定」を選びます。
- 「ユーザーの招待」か Slack コネクトの横の「編集」をクリックします。
- プロンプトに沿って設定を調整します。
- 「保存」をクリックします。
プロビジョニングされたサンドボックスの管理
開発者により作成されたサンドボックスをアーカイブまたは削除したり、サンドボックスのアーカイブ日付を調整して開発者がサンドボックスにアクセスできる期間を延長または削減したりすることができます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「開発者プログラム」をクリックし、「サンドボックス」を選びます。
- 管理したいサンドボックスの横の (3 つのドットアイコン)をクリックします。
- 「アーカイブ」、「アーカイブ日を延期する」、または「削除」をクリックします。
注 :サンドボックスはデフォルトでは 6 か月間利用できますが、アーカイブ日付は 6 か月ごとに 6 か月延長できます。
- OrG オーナーと OrG 管理者
- Enterprise Grid プランで利用可能